加藤寛基建築設計事務所
Hiroki Kato Architects
店舗03
店舗
北海道釧路市
2024
1階を喫茶店、2階を住居とした店舗併用住宅。住宅街の奥に広がる土地に、以前からそこにあったような建築を目指しました。

一本の電話から
数年前にお渡ししていた名刺がきっかけで、ご相談をいただきました。予算は厳しく、そこから導かれる建坪の中で、素材感を大切にしたものづくりをしたいというご要望でした。
場所の体験を、訪れる方にも
細い道を抜けた先に草原が広がる、住宅街の中とは思えない静かな土地です。建物だけで完結させず、喫茶店を訪れる方にもこの場所を体験してほしい。そこから設計を始めました。
以前からそこにあったような建築
新築でありながら、以前からその場所にあったような建築を目標に、形と素材を検討しました。外壁は金属や窯業系サイディングではなく木板張りとし、道産カラ松板を採用しています。1階の床は針葉樹合板のノロ引きとし、塗装とは異なる表情をつくりました。
つくり手として現場に入る
内部のパテと塗装は、施主の了解を得て設計者自ら施工しました。コスト調整のためでもありますが、当事者として建築に関わるという考えによるものです。施主の自主施工も多く、ともに手を動かして完成させた建築です。1階に喫茶店、2階に住居を重ねた構成により、家族の距離が近い住まいとなりました。
所在地:北海道釧路市
用途・構造:店舗併用住宅(1階 喫茶店/2階 住居、新築)/木造
延床面積:89.42㎡
設計期間:2022.07〜2023.09
施工期間:2023.10〜2024.03
施工:株式会社E.works
外壁:道産カラ松板 t15 防腐処理 突付けビス止め
屋根:ガルバリウム鋼板
軒天:野地板現し 防腐塗料塗布
内装:床 針葉樹合板ノロ引き・ラワン合板 光ワックス仕上げ・長尺シート・300角タイル/壁・天井 EP塗装
建具:外部 樹脂サッシ・木製断熱ドア(三層Low-Eガラス)/内部 既製木質ドア











